拒食症ガイド TOP ≫ 拒食症の特徴 思考力が低下する

思考力が低下する

拒食症によって栄養を摂らなくなれば、当然思考力も低下します。脳に栄養が回らなくなり、無気力になったり、思考が堂々巡りになりやすくなります。冷静に物事を判断することが出来なくなるのです。このような思考力の低下によって、拒食症の治療はますます難しくなってきます。

思考力が低下するということは、拒食症が初期の段階だった場合、『自分が拒食症である』ということ自体判断できなくなる可能性があるからです。そして、自分が拒食症だとわかっていても、一体何をすればそれを治療できるのか、または『拒食症を治療する必要など無いのではないか』と思い始めるようになります。

思考力の低下は、人を良くない方向に導きます。思考力の低下により、考え方はどんどんマイナスの方向に偏っていき、最終的には自分や他人を傷つける方向に向かっていく恐れがあります。拒食症によってイライラしやすくなったり、ぼんやりしたり、一つのことに集中出来なくなるということは、よくあることです。

拒食症患者の周りの人々は、思考力の低下により不安定になった拒食症患者に対し、絶対に突き放した態度をとってはいけません。普段は普通に接することがベストなのですが、決して『この人は拒食症になってしまったんだ』という意識を忘れてはいけません。思考力の低下してしまった部分を、周りの人が補ってあげることが大切です。


拒食症の特徴